日本旅行業協会(JATA)は、4月にスタートした海外旅行促進プロジェクトの取り組みとして、パスポート(旅券)の取得費用をサポートするキャンペーンを5月15日に開始した。水際対策の緩和、新型コロナウイルスの5類移行などを踏まえ、夏休みの海外旅行者の増加を目指す。併せて海外旅行に出掛けた人に特典や賞品をプレゼントする「夏旅ダブルキャンペーン」も始めた。
JATAが海外旅行の促進を目的に組織しているアウトバウンド促進協議会の活動の一環。協議会は、旅行会社、航空会社、海外の政府観光局、大使館など約180の団体で構成されている。
パスポート取得費用サポートキャンペーンに応募できるのは、10年間有効のパスポートを新規・更新申請し、JATA会員の旅行会社を通じて予約・手配した特定の海外旅行への参加者。7月1日~9月30日の旅行が対象。抽選で3210人に電子ギフト8千円分をプレゼントする。
パスポート取得費用サポートの協賛団体は、韓国観光公社、台湾観光協会、ハワイ州観光局、グアム政府観光局、北海道エアポート、北海道海外旅行促進事業実行委員会、仙台空港国際化利用促進協議会、成田国際空港、中部国際空港、関西エアポート、広島空港振興協議会、福岡国際空港、那覇空港ビルディング。
会員向け記事です。